桜ねこのお気に入りの歌一覧
光源氏
さやかなる月を見ませばいくばくか我が憂き節は癒やせしものを
20
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恣翁
温室に入れば 椰子の重たげな葉に 熱帯の媚臭襲ひぬ
19
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舞
解き交わす夢に目覚める夜半の月せめて伽せよ憂き独り寝に
23
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詠み人知らず
桂うり熟せばまるでメロンかな雅の京は美食の地なり
17
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秋日好
失った友の最後の思惟の道辿ろうとする君の悲しみ
15
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詠み人知らず
子供らの屈託のない無邪気さを 底でささえる 親の情念
20
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奏
子育ても 漬け物作りも 相似たり 完熟の頃まで 信じて待とう
13
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コーヤ
初島は見渡すかぎり海、山のそのまたはてに富士山みゆる
12
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コーヤ
海と島自然織り成す景観美島の時間は極上のとき
12
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ながさき
彼の人の 妹との別れ 哀しみを せつせつ綴る 慟哭のうた
18
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へし切
我思ふ故に我あり理の 空蝉の世は常なしと知る
23
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矢車菊
大人には見えぬ何かがあるやうに子は振り向きぬ手を引かれつつ
20
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Chico
ひとでなし! 背中見送り悔し泣き 惣菜コーナー最後のひとつ
13
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Chico
一日を丸めてみたり投げてみる もどかしいけど明日は読めない
14
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新座の迷い人
さびしさに 宿をたち出でて ながむればいづこも同じ 秋の夕暮れ
8
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有丘紫橙
挟まった睫毛が語りかけている棚に戻したのは眠さから
1
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千映
鴨川の納涼床のサイト見て行った気分で愉しむビール
16
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矢車菊
制服に明日のひかりを仕舞ふやうにしのばせてゐる白きハンカチ
24
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千映
驚いた五条の橋のねきにある石像弁慶牛若丸やん
11
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成瀬山水
長雨を吸い取っていく石畳京の姿を伊太利亜で聴く
13
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