月虹のお気に入りの歌一覧
秋日好
「愛してる」繰り返したい今日の日は君の心が凹んでいるから
22
もっと見る
詠み人知らず
一瞬の冷気を帯びた鮮血が詰られるたび心に満ちる
3
もっと見る
コタロー
青空の青を仰ぎて動かざる蝉の屍最期のかたち
10
もっと見る
灰色猫
はしゃぎつつ真夏の空へ麦わらを投げたあなたは太陽でした
39
もっと見る
恋葉
青行灯姿形は見えねどもその唇にその語りしに
5
もっと見る
詠み人知らず
大水の跡を傳へる坂に猫佇んでゐる宇宙の隅で
5
もっと見る
しずく☆・.…。
灼熱の 夏に独りで 水供え この盂蘭盆会も 施餓鬼供養に
17
もっと見る
藍子
広島の空に広がる黒い雲再び起こすな何処の空でも
24
もっと見る
朝野沙耶
「また来年」痴れる私はわかってた今年が二度と明けないことを
9
もっと見る
詠み人知らず
あら不思議秋とは名のみの酷暑日に一陣の風涼ひとしづく
11
もっと見る
みなま
わらわらとわれを囲みてうかがえるなんでやねんなあずきバーやで
9
もっと見る
Chico
傘ぬ下 夢みしままに散りなさや 情しらさなくぬ島ぬ歌
25
もっと見る
恣翁
しどけなき寝間着姿の 艶めける女 見入れる鉢の朝顔
25
もっと見る
舞
青春と人の名付ける疼痛のいまだに残る吾がとしの暮れ
11
もっと見る
び わ
結婚し五十五年を通り過ぎ行く道妻の涙見ぬよう
10
もっと見る
バロンマン
ザンザンと降りし雨音 言の葉で切り取ることに戸惑いており
12
もっと見る
バロンマン
言の葉に迷いがありて ひたむきに蜜求め飛ぶ熊ん蜂見る
9
もっと見る
夢士
言の葉を集め散らしてまたあつめ並べ眺むる夜長に一人
26
もっと見る
みやこうまし
独り居を戯画化させる虚しさを三十一文字で歌に止揚す
13
もっと見る
高松 蓮
台風の 過ぎて広ごる 綿雲に まだ夏ならむと 安堵す夕方
6
もっと見る
[1]
<<
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
>>
[728]