宮花楓のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
夫のシャツぱぱんと叩き太陽に 晒してやった ざまぁみやがれ
21
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詠み人知らず
霞では生きていけない僕たちは感謝の末に食す白米
2
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詠み人知らず
校庭も砂場も狭くなっていた 四半世紀の時の魔法で
27
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へし切
言の葉に揺れるこころを紡いでは観るといふ意の深きを思ふ
46
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へし切
明けぬ夜も止まぬ雨とてなき憂き世何故に侘びしや何故に哀しや
44
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へし切
ことならば言はずにほしきガン告知聞く我さへに静心なし
24
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紫苑
さくらさくら詠ひあふこそ愛しけれものぐるふゆゑ降り来るさくら
9
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光源氏
魂の叫びがやがて謌となる意味を問ふより意義を問ふべし
12
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詠み人知らず
泣くのなら真ん中で泣け はしっこで泣いていたんじゃもっと悲しい
16
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海月琉珠
わたくしに子が出来たなら伝えよう未舗装の路も歩きなさいと
15
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海月琉珠
恋の句をきざんでひとつ食べてみた わたしにはただただ苦かつた
12
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海月琉珠
「スミマセン、此処から理想郷までの回数券をひとつください」
12
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海月琉珠
女子力のアップも今日はそこそこに「会いたいずら」とラインを飛ばす
4
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串野
生きるために必要なものは多くない深海に住む魚に目はない
15
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海月琉珠
何遍もF5のキーを押したって彼は来ません もう会えません
5
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へし切
ゆるゆると春意動きて梅の花ひとつふたつとほころび香る
23
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日向猫
陽を浴びたグラジオラスの切先は遥かな空を求めてやまず
59
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ほの香
明日から少しずつ陽が長くなる。希望につながる気がして冬至。
18
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ほの香
やわらかに芽吹きを誘ふ今日の雨濡れ髪かき上げ待つ君の傘
22
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8月24日生まれ
僕たちの負の感情を詰め込んだ水風船を遠くへ投げる
10
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