小林道憲のお気に入りの歌一覧
みん
久々に会った祖母らは我のことおまけのように認知しておる
13
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大埜真巫子.
どんどん 恐ろしいほど 痩せていく 感情もまた 切れそうな糸
16
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夢士
内なるはまめ台風の大あらし天気予報は大雨注意
11
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みやこうまし
台風のくる日は心細からん 然る人を思い心にかける
23
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つゆくさ
忙しく流されていく時間でも歌を詠んだら生きた証に
7
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アキラ
颱風の中をづぶぬれになりながら愉快だといふ友の微笑み
4
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都詩
宇宙から地球に届く信号のこれもひとつか赤き月かげ
10
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詠み人知らず
道すがら蝉の骸の多きこと かくも短き命を終えて
16
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秋日好
立秋にパッヘルベルのカノン聴き和してまほしきすだく虫の音
9
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詠み人知らず
虚ろなる心を独りもてあまし数える星が淋しく光る
12
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出汁巻きいろ
昨日から右手に刺さった柔らかいトゲが抜けない嫉妬みたいに
8
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紹益
過ぎ去りし 幸せだった あの頃を 思い出させる 懐かしの歌
19
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へし切
空かぬ腹生きるためとて飯を食む業と言へども何の因果か
22
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水ノ衣
西瓜には注意せよと祖母の言腹から芽が出て来ると笑い
13
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笑能子
今は只行方未定の風見つめ過ぎたる後の予定と遊ぶ
3
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詠み人知らず
慟哭と闘う術を忘れてた思い出したら強くなれたよ
6
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舞
歌ひとつ詠む間も止まず蝉たちの叫びか歌か生きた証しの
7
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浅草大将
ふる里に飾るにしきのまだしきを秋はきぬとてうす墨の雨
8
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朝がお
大風は天山めざし鵬運ぶ全てを壊し全てを産みて
7
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詠み人知らず
家々の水の力の怖ろしさ 水道圧で秒速20
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