河のほとりのお気に入りの歌一覧
あぶく
ひとり寝の私をわらう三日月のかたちに剥げた赤いペディキュア
14
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あぶく
吹き溜まり萎れたままの花々を雨は静かに静かに送る
12
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あぶく
ふり返るたびに小さくなる猫はまだ尾を立てて私を見てる
19
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蔓葵
朝がすみたなびく山のふもとよりうすくれなゐの春は来にけり
46
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蔓葵
ここのへに心はおきの八重桜訪へとやひとり匂ひそめけむ
11
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蔓葵
八十島や真帆のはるかぜ吹きわたり花にこぎゆく海人の釣舟
13
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蔓葵
かがり火の影もをぐらのうかひ舟かつらの川をみがく月夜は
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横井 信
ジョギングで流した汗にかわず鳴くみどりの揺れる初夏の田園
12
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横井 信
里山にそっとたたずむ山寺を風は抜けてく竹のささやき
12
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横井 信
物憂げな午後の時間を切り取ってひとつふたつと鳴るいなびかり
16
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横井 信
水を張る稲田の裾の里山にやけに達者なウグイスの声
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横井 信
さわやかな立夏の風は水張り田をすっと横切る小さなトンボ
12
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武蔵野
たまに聴く アルゼンチンの タンゴ集 なにが好きかな エルチョクロ
3
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武蔵野
いい響き バーンスタイン 半世紀 ラプソディーイン ブルーを聴いて
3
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武蔵野
運命が 人を運んで 感動し 魂宿り 心踊らす
4
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武蔵野
お手紙は 手書きで書いて 郵便で いつ届くかな わくわく想い
5
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シダ
心とは臓器ならむや血流の早まりぬるをつめたく覚ゆ
4
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シダ
あららぎのいみを知らずやふぢばかまあかば散るこそかの定めなれ
3
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シダ
飛び込みてまた流されて赤蛙ながらへぬ身のさかひなるかは
5
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朔夜
真実をきけば聞くほど嘘くさい春の日暮の薄ら寒さよ
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