恣翁のお気に入りの歌一覧
紫草
半身を探さないでと上弦は雲に隠れて降り出した雨
16
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光源氏
夜明け前ふたり珈琲飲みませばいくばくか我の心晴れまし
13
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只野ハル
クシャミして腰を痛みが走りぬけ湿布貼っても腰を伸ばせず
1
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団右衛門
幾日も 身振りで何度 爪切って 誰も気付けず ごめんアイさん
3
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いり子
あなたへの気持ちに名前つけないで抱えていくことそれが愛かも
9
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いり子
女子力と名付けることで優しさや気遣いの価値が下がる気がする
11
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舞
吾待ちて温め直す夕餉には言葉にできぬ温もりの有り
6
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真如
君と詠み 背の君と詠み 夫と詠む 心を染めし 彼の日の紅葉
4
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とまと
どうしようもなく終えた一日を母の大きなコロッケが救う
6
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けにちん
まんまるの花火が上がる空を見る君が隣の二年目の夏
3
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みやこうまし
西日差す樹林を行けばきらきらと枯葉落ち来ぬ光に揉まれ
13
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光源氏
今日もまた雲居の果てに君を見むあだなる頼みをかこつ夜更けに
11
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どるちぇ
ゆるぎなき無償の愛に満たされて清けし朝の礼拝堂は
9
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聴雨
紗をまとひ月やまぎはに添ふるころ狭庭のすみににほふ白菊
13
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遠井 海
三の段覚えられたね偉いねとなだめ付き合うママだってエライ
5
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詠み人知らず
犯人はきっと父さんワイシャツに 生クリームがついていたもの
14
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桜園
薄暗き秋の林のかたすみにやっとみつけしうめもどきの朱
15
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あぐね
燃え尽きる星は緋色に瞬いて焦げ付く未練蠍座の朱
3
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白亜
白雲のうかぶはざまに筆ありき 空の果たてを拓く指の
8
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いちにのパッパ
パパの上の二歳に優しいパパを見て五歳は何も言わないけれど
3
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