詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
Chico
魚屋に尋ねて止まぬ おさな妻 銃刀法と秋刀魚のヒカリ
27
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サヤ
予定日は昭和六十四年春 お誕生日は平成元年
11
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真雪
ラメ入りの どうぞと差し出す 爪の先 つままれている ラムネひとつぶ
4
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詠み人知らず
朝露が裸足にふれる冷たさや 月夜の名残と朝の気配と
8
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夕夏
かかりきたでんわおうとうききもせずはなしはじめてまちがいわかる
4
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詠み人知らず
お世話さま 私を生かす全てへの 気持ちを声に出して一礼
11
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桜田 武
我が庭に糞落とす猫見て以降関所設けて猫の入り禁ず
7
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秋日好
ハンドルを握るその手が萎えしぼむ日が近いのだと今そう言った?
16
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真雪
ヘンゼルを 太らそうとした 魔女のごと 祖母の生み出す 山盛り料理
7
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詠み人知らず
コスモスの風に揺れてる様を見てマトリックスのキアヌを思う
8
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詠み人知らず
お互いに糸を解いてしまったら一からさえも始められない
7
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石川順一
芋虫を撮影したり寒蝉も初めて聞けり小規模ながら
13
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詠み人知らず
駐車場満車で用もないスーパーついて来る来るイエロームーン
4
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水無月静流
二次試験 不合格です。 通知します。 お祈り言葉欲しい時もある
10
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工藤吉生
高速バスに乗って窓から見ていると一台抜いた行けもっと行け
6
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夕夏
かなわないむかしのままのこいごころいまもかわらずあなたはわかく
7
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滝川昌之
蝉の翅みたいに透けた靴下の底でまだまだあと八日履く
18
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宴
珈琲の氷がとけるスピードで薄まっていく夏のあと味
13
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へし切
露草のかよわき花に君をみる露の命もけなげに咲けり
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真雪
蚊を殺す度に微かに過ぎる疑念「この蚊があたしだったらどうする?」
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