名鈴のお気に入りの歌一覧
橘
たちばなの匂い含んで境内に吹きすぐ風こそ薫風となれ
14
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桃山
過ぎゆけば休暇の中身が濃かろうと薄かろうとも日常のもとに
7
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舞
サッポロの空に似合いのカモメ翔ぶま白のつばさ軌跡ひきつつ
9
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萱斎院
ゆく春を惜しむ雨ふる山ぢさの たむる涙とあひ散るぞうき
8
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うすべに
息詰めて終える一日雨上がる ほっと一息菖蒲のかおり
7
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横井 信
水鳥を従え進むトラクター泥にまみれたエンジン響く
12
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蔓葵
わが身世にふる川のべのちぎりさへ結びもあへぬふたもとの杉
16
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周荘
うきの世の異客の愁い絶ち難し郷を望めどいまだかえれず
5
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可不可
島国ひとつ 手も足も首も 縮めて成り下がる 亀
7
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KEN
こころなし あをく搖らめく 和尚山 澪引く音色 田面に滿ちて
12
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滝川昌之
連休も出番など無いファミリーカー座布団干して妻が戯れ
17
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芳立
花を惜しむ間もなき人を置き去りに荒れゆく風は青きころかな
10
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ななかまど
自由とは不自由なりと帰りゆく雁の一群れ広がりしぼむ
10
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柊+
この風は山の棚田を駆け抜けて あやめ紫 柔らかな夏
12
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へし切
今 君の 匂いがしてる 夢の中 抱いてもいいの 恋していいの
12
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河のほとり
夏山の青き梢を渡る風そよや此処にぞ昔遊びし
12
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桜田 武
石投げて無心に水切り幼き日今も鮮やか春の川辺に
8
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横井 信
さわやかな立夏の風は水張り田をすっと横切る小さなトンボ
12
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はぐれ
もくれんのものも言わずに風にちる路上のひとひら闇にまぎれて
6
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橘
盛大なイベントなんてなくたって花は変わらずそこに咲いてる
10
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