佐々一竹のお気に入りの歌一覧
falcon
陽もうすき路地にやつれし鉄線の欠けたる鉢は草にとられて
13
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山桃
月読みの雲に隠れてぬばたまの夜桜ばかりほの白きかな
16
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林ユキ
金銀のあかりこぼして佇めばさびしき春の夜の摩天楼
15
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芳立
ひさかたの星もぬるめる花の夜はさらば昴の思ひこそすれ
16
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只野ハル
目に留まる花の名前を知らなくてファイルネームは連番のまま
12
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浅草大将
蒲公英の花もあれ野の草まくら旅にすすめばいつ返り咲く
29
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詩月恵
目に耳に肌に心に触れるものすべてあなたに繋がっていく
12
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薫智
孤独とはひとりで過ごすことでなく生かされてると忘れてる時
170
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林ユキ
まよなかの月のひかりをほろほろとひろってかへる雪のほそみち
24
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庭鳥
行く度に装い変わり新橋は人を飲み込みさらに大きく
8
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浅草大将
歌ふれば雨に悩みも溶けゆかめ酒すすり泣く風の露地うら
11
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光源氏
誰がために咲きほこりたる山ざくら君に問はれてうづむきよみづ
21
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たんぽぽすずめ。
五メートル先で舞ひ飛ぶ紙切れの白さを詠んで残す足音
17
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紫苑
罪の夜に吐息は溶けぬひさかたの雨な散らしそあだ桜ばな
13
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紫苑
凍て土を割り萌え出づる草のごとはつかに響け君が歌声
15
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詠み人知らず
核になる身を一つ持ち真っ白な真珠仕上げに旅せよ乙女
16
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浅草大将
あさみどり匂ひそめたる若草も雨に打たれつ色まさりゆく
26
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たんぽぽすずめ。
流星へ一つきりなる仮名をふる如くに染みるあなたの歌は。
18
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たんぽぽすずめ。
五分咲きの桜を灯す手鏡を返して明日の笑みを作りむ
11
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螢子
満月を眺める子等は幾重にも重なる月に形を思ふ
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