名鈴のお気に入りの歌一覧
ひげじぃ
平俗に齢重ねし仲冬の一日ひとひのありがたさかな
10
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茂作
誘はれて君と連れなむ草枕 あと幾度の夢かとぞ問ふ
15
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萱斎院
みづくくるからくれなゐにいこふるに 浮き寝の鴨を波なゆらせそ
9
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横井 信
晴れわたる空を見上げて冬の駅 乗り換えを待つ各駅停車
12
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西村 由佳里
目を閉じて想像するんだ青空に黒い絵の具を混ぜたところを
7
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うすべに
たまにはと上って渡る歩道橋 見知らぬ街かと思う夕暮れ
11
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ねむい
健全に生きていくため一日の三分の一は目を閉じて居る
8
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滝川昌之
電飾のサンタが昇るその部屋に靴下いくつ夢を待つやら
14
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ななかまど
みずからの思いか親の惨憺か樹下に転がる花梨の相思
9
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へし切
狐火に冬の荒れ野の枯れ尾花 吾が身は恋の炎と燃ゆる
14
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朝比奈
後任へ諸事を引き継ぐ定め置きこれも流れに委ねむと思う
9
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桃山
紋入りの淡い錆朱の色無地を義母より贈らる炉開きの為
8
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秋日好
オミクロン八百人を既に越えいずこに向かう英国の冬
9
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秋日好
木星の明るさを知る三日月に添いてくすまぬ蒼き夕暮れ
12
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ひげじぃ
柄になく鈴の音流る花店のジングルベルに背中押されり
12
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葛城
先細る旅路と思えどまだ道は見えつ隠れつ朧に続けり
7
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舞
日溜まりのベンチに独り老い人は子ら遊ぶ声聞きつ眼を閉じ
13
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茂作
寒空の赤き柿の實哀しかな 喰ふ鳥も無くひとつ殘れり
14
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横井 信
珈琲の湯気でぼやける本の文字しずかにひとり真夜中の部屋
14
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うすべに
業平のセピアの森の落ち葉踏む 山ゆく人の澄んだ鈴音
6
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