詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
萱斎院
さみだれの雲に隠れし月こがれ はなたちばなぞ闇にほのめく
8
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恣翁
歓楽のざわめき乗せし浮気風 上野の森を 紅く酔はしむ
17
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磯山武士
雨ならば畑に出れぬとふるさとの父母を思ほゆ穀雨となれり
12
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横井 信
柔らかなみどりが揺れて砂利を踏む足音だけが静かにひびく
12
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横井 信
どこまでも歩いていける半袖の腕に抱えた一冊の本
12
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横井 信
いつまでも通行止の看板の向こうで揺れる木々のざわめき
13
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コタロー
鳥たちは餌を啄み田に降りて我はそれ見て歩みを止める
9
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コタロー
眞紅なる薔薇は艷やか馨るるも近づくほどに棘が邪魔する
6
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コタロー
五月晴こんな良い日は逃さずに氣持ちいい程眠つてやらう
13
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へし切
降りやまぬ雨はなきとて世の中の身を知る雨に今日も泣き濡れ
19
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KEN
雪消なお 流れに殘る もみぢ葉に 岩魚は靜か さみどりの澤
9
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KEN
鵺の聲 ゆかしく思ひ 見渡せば 木末の先に 濕る望月
14
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滝川昌之
令和まで五輪まではと頑張れば貴方の寿命は気力で延びる
20
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滝川昌之
青さ増す皐月の空のすぐそばで手ぐすね引いて待つ雨季の雲
18
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灰色猫
筍をひとつ掘るたび母を呼ぶ赤子の声が響く竹林
22
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まぽりん
ほろ酔ひに身を任せゆく宵道の心地ほがらに月かたぶきぬ
24
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青き銀椀
夕霞まぶしく見へて一日の終はり映せる風景なるを
12
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灰色猫
満天の星を鳴らして歌います君を愛する子守の唄を
24
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幸子
ミッションを求めむずかる魂にはエネルギーがあるまだ大丈夫
14
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へし切
一介の凡愚たれども 焦らずに 前に前にと 歩みを止めず
19
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