ふじこのお気に入りの歌一覧
横井 信
帰り道 電車で開き ホッとする みそひともじの 無限の世界
21
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Akko
歌舞伎座の つやめく赤と かさなる藝の 見えぬ汗との 妖しく光る
7
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元親兄貴
雨が降る予定の夜空に十六夜の月がニッコリ微笑んでいる
10
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日置鳩子
ぽこぽこと鍵や判子の作られてあわい世界をむずかしくする
13
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へし切
小雨降るいちょう並木は街灯に影を落として黄金に映ゆる
27
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滝川昌之
いつまでも見惚れていたい夕空を釣瓶と落とす秋はつれない
28
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萱斎院
霜むすぶ染むもみぢばのくれなゐに つれなき袖も色かはらむや
12
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こぐまじゅんこ
ゆったりと焦らず書いていけばいい恩師の言葉が心にともる
10
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半格斎
哀しみを背負いて余り有るほどに 野分に狂える枯れ尾花かな
22
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石川順一
黄身醤油掛けて頂く海鮮は冷や汁もあり魚の身が入る
9
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灰色猫
生きていく希望の種を蒔きながら息づくものがあると信じて
18
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灰色猫
人類の旅を見守るアルテミス夜空を渡る君をさすゆび
19
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秋日好
君は言う「次に行けない弱虫」と私は笑う「維持する強虫」
14
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秋日好
いい夢を おしまいなさい 眠りなさい ここから吾の天下だからね
14
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コタロー
秋の蝶ひらひらひらと迷ひ飛びひらひらひらと戻り來るなり
9
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吉野 鮎
讀み解けば打ち拉がれて萎ゆこころ晩秋の風に落葉頻り
20
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吉野 鮎
一輪のぷりざあぶど薔薇魅せられし小毒ふふめるあなたの短歌に
18
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コタロー
「ありがたうござゐました」と園兒等が大きな聲で云つてをるなり
10
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inosann
綿菓子とオムツが見えたか食べんとし義母は正され「アハハ」と笑う
23
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詠み人知らず
まだ嫌ひより好きなこと多いかな生れ育った街だからかな
8
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