藍子のお気に入りの歌一覧
千葉 甫
眼が覚めて寝返って見る一面に月の光りの白いカーテン
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千葉 甫
風の音荒れている夜をサイレンの響きのまたもや近づいて来る
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千葉 甫
上りつつ最後の段で尻餅をつくかも知れぬと不意に怖れる
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千葉 甫
秋空に今日はクレーンの伸びていて今は静止の昼休みどき
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千葉 甫
春まではそこに家あり人の居た更地に白く秋の陽の照る
9
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さへき さうじん
この国の病愈々深くなり ステージ4に差し掛かりたり
5
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さへき さうじん
米と北どちらが先に手を出すか 周りが気をもむチキンレースよ
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さへき さうじん
伏龍と呼ばれしものを世に出すも 危急存亡 秋に利あらず
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さへき さうじん
つゆしもの秋の夜長に楽しみなく早く寝たるは惜しきことかな
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さへき さうじん
同日の快擧逃すも連霸せる 安藝の悲願に鯉のぼり舞ふ
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葱りんと
発表会 児童の合唱食われたよ 何十奏もの緊急警報
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葱りんと
秋晴れだ窓掃除でもしないとな思っただけで茶を飲み動かず
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葱りんと
夕の月 オレンジ色の真ん丸はシューの中身かカスタード甘い
7
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葱りんと
夜の月 天空上り孤高なり薄い黄色の美味しい沢庵
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葱りんと
夕と夜の月の大きさ同じとは知っているけど信じたくない
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只野ハル
制服の朝のポケット君宛てのレター潜ませくぐる校門
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只野ハル
バッハ聞く陽だまりの部屋スプーンで一口ずつのお昼を母に
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只野ハル
街中のコンクリートに囲われた稔る田の横ただ過ぎる人
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只野ハル
病院で長く待たされ付き添いの我より母の辛かろう
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みやこうまし
老いぼれて生きながらえていることを「老残の身」と検索は言う 嗚呼
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