桐生賄のお気に入りの歌一覧
灰色猫
禁断の果実が実る樹の下でアダムとイブは恍惚に酔う
15
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詠み人知らず
月影に背を預けつつ 微睡めば いつしか宙に 溶け込みけり
16
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詠み人知らず
恋わたり切なくあれど その一夜思ひ出づれば 涙にも耐ふ
14
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詠み人知らず
初夏の黄檗の風に 満ち足りし 双手ひろぐる 筒姫笑めり
15
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詠み人知らず
宛てなきは 自意識過剰と言われそう 心当たりがなくもないけど
13
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詠み人知らず
耳元で 囁く声に含まれし 色香に酔ひて 頬赤めたり
18
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舞
密やかに果実腐たれて甘き香の満ちゆくごとき恋もあるかな
14
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秋日好
声だけは聞いちゃいけない遠くから見ているだけと決めたのだから
21
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inosann
「体調が良い日は妻も調子良い」応募に寄せて慣れぬ川柳
21
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秋日好
「この父の思い携え」と歌いて涙する曲また聞こえ来る
18
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まあさ
草刈り機 轟音たてて 雑草と 呼ばれる草を なぎ倒す朝
18
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秋日好
百五十 青の紫陽花到着す青に保てと難題つきで
11
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秋日好
物書きの片鱗匂う想いびと頂く言葉そのままあなたに
16
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石川順一
近代の山岳俳句「登山」てふ季語が定着夏の季語なり
13
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野々花
うさぎはね寂しくたって死なないよ!むしろのびのび仰向けで寝る
16
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詠み人知らず
里山の清水を湛え田んぼたち はや夢みてる 稲穂の金を
24
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石川順一
冷麦とチキンラーメン選択肢昼餉の暑さ前者を選ぶ
17
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詠み人知らず
惑うとき我がくちびるの深き皺なぞれば外は降りそむる雨
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滝川昌之
ひざまづき指輪をわたす告白を酔って真似する銀の記念日
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滝川昌之
君ときた四半世紀の山坂は谷もあったがどれも輝く
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