やひろのお気に入りの歌一覧
紫苑
おとろふる技をつたへしひと逝きてほめたことなき焼きそばを思ふ
12
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こまり
ひやり蜜柑、水を湛えて皮ざらりつぷり爪刺し指先ぬらす
2
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こまり
君もまた大人になって知るだろう少年の夏の美しいこと
5
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こまり
心臓に口付けるような緊張と後ろめたさで林檎を齧る
5
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こまり
君のことだから春風飛び越えて三日月の端にでもいるんだろ
7
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海の月
寝る前のメール一通凪いでいた泉に落ちて漣の立つ
13
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小林道憲
こころみにさびしき愁い人問わば 梅の実熟るるころの雨降り
31
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夢士
朝に咲く私をあなた見てますか夕日といっしょに私ゆきます
11
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夢士
走り梅雨一筋の陽のひかり受け青田に映す筑波山みゆ
23
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あまおう
夏までに きみと親しく なりたいが 冷し中華は もう始まったのか
31
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あまおう
初期化する僕の恋愛コマンドを クリックしたね きみにリセット
20
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芳立
ただ君が雨間の夜もしぐれして蛍ゆかしと言ひしばかりに
6
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芳立
空の血を洗ひ流してたそがれは君の残した三日月の傷
7
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詠み人知らず
野の路に青空はゆる水たまりいくつ残して夕立や行く
11
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もなca
包丁で馬鈴薯の芽をえぐりつつひとり厨で詠む恋の歌
27
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あまおう
きみらしい 愛しかたにも 馴れてきて 冷たいも好き 優しいも好き
34
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紫苑
たつぷりと笊にあまれる青梅のふと笑うがにひとつまろびぬ
22
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恣翁
軟らかな微風も 熟せし麦畑を渡るばかりは ざわつきにけり
24
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どるちぇ
短夜に月下美人は咲きにけり 痛い 恋しい 嫌い 逢いたい
32
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どるちぇ
雪です と打ったメールは送れずに携帯のなか積もりゆく 好き
110
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