浅草大将のお気に入りの歌一覧
悠々
教会の白山茶花の花びらがほろほろと散る罪の重さよ
18
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只野ハル
そしてまた夕暮れに独り不安気に見知らぬ街で君探す夢
14
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紫苑
夕づつは庭に放ちしてんたうの空に溶けゆくくれなゐふたつ
12
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悠々
御名御璽忘れバンザイ三唱の素人議員しぐるる師走
14
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ながさき
燦々と 光あふれる 碧空に 南天の実は 赤を誇りて
21
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みやこうまし
踏み行けば秋の名残りを惜しむごと枯葉鳴るなり黄葉の道
19
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夢士
神無月入りて庭木の枝落とし春待つ若芽に心込めつつ
13
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みやこうまし
手の平に銀杏葉のせて金色に死して輝く温もり惜しむ
15
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みなま
二条ばし櫻もみぢに時雨ては番ひの鴨らしとど濡れをり
10
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恣翁
ミントゥチの憑きたるごとく 年増女は 女陰を拡げて冠者誘ひけり
15
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小林道憲
さなきだにもののさびしき夕べかな銀杏の落葉袖に降りしく
16
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只野ハル
両親を送りし後に送られぬ我はひとりで小春日を待つ
14
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紫苑
うちひさすみやこのあれなはなをつむおよびをわらへをりたせんせい
10
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己利善慮鬼
猿沢の池は柳に袖掛けて黒き鏡に映す月影
2
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己利善慮鬼
夢新旅立つ朝は手枕に残る香りと繁く吹く風
3
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己利善慮鬼
遠山に雪と見ゆれば冬桜白きは月の澄み渡る夜
3
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恣翁
旗吹ける風 向きを変へ 波頭白きに 君の旅立たむとは
16
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芳立
こと葉なきうたはわたれり紅に黄に道をいろどる樹々にふく風
7
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ふきのとう
銀杏を酒のつまみに一人酒わびしき夜に苦み残りて
17
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ふきのとう
もみじ葉は広げしままに雨に濡れ庭に落ちるも紅のあざやか
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