千草のお気に入りの歌一覧
inosann
旧友を思い出し聴くオルゴール途切れ途切れに懐かしく鳴る
12
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まぽりん
桜花 散らまく惜しみもののふの苔むす墓に春雨ぞ降る
25
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舞
緑葉に雨は降る降る降る毎に青葉繁れる春の雨降る
17
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偽嫁
洗面所泣いてる私の水音は洗濯してるように聞こえる
6
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偽嫁
陽にとけて屋根の氷柱がつやつやと輝くばかりの春が滴る
27
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遠井 海
白なのか灰色なのか水色かやる気なさ気なぬるい春空
15
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あき
灰皿へ愛をひとつぶこぼすたび壁の写真が色褪せていく
10
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詠み人知らず
つまらない嘘を今また積み重ね私はわたしで無くなってゆく
32
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舞
光億の輝き見上ぐ同じ灯を貴女も見るとただ信じつつ
14
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舞
吾が家の明かりに弛む気の張りに思わず溢る憂さまなこから
8
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舞
飯場から家族へかける男らの電話を握る背の優しげに
14
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恣翁
夕映えに燃えたる赤の痛ましく 津波の跡の森ぞ哀しき
39
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恣翁
宿酔に冷めし心は灰に似て 残梅の雨 物憂く聞けり
32
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民谷柚子
新宿の切り取られた青空に向け両手を伸ばす 僕はここだよ
3
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あまおう
路肩へと降りてく嘘と空っぽのきみだけ照らすハザードランプ
21
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inosann
容赦なく薄明かる部屋に轟きし目覚ましの音 木曜の朝に
6
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まぽりん
あまたなる命を糧に万代を継ぎてぞ人は生きながらふる
34
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詠み人知らず
ぼつぼつと重くみぞれが落ちながら 地面の冬を追いやっている
22
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詠み人知らず
誰からも愛されないと沁みる夜 携帯ワンセグ炬燵を照らす
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紹益
幾万の 命を奪う 大地震 天罰ならば 何故東北に
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