詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
志半ばの帰郷 明月の いつか照らさむ 錦飾るを
24
もっと見る
灰色猫
春風を 小瓶に詰めて 贈ります 涙の夜に 開けてください
67
もっと見る
月虹
吹き荒れる海辺の町の二十二時明日の君を夜空に想う
97
もっと見る
まぽりん
夜もすがら硝子戸たたき訪ふ雨も明くる朝は雲隠れけり
35
もっと見る
谷口牧子
若き日の私の夢をまた追へり眩しき娘に抱く切なさ
15
もっと見る
詠み人知らず
心ごと奪っておいて君は春迎えて夏も迎えてる頃
5
もっと見る
林林
木の床を磨きて夏日射し込める無伴奏チェロ聴こえてきそう
17
もっと見る
舞
鵲の橋は見えぬも笹の音のさやかに届けふたり逢う瀬に
23
もっと見る
舞
遠い日の神話のように君がいた夏の花火は鮮やかなまま
22
もっと見る
光源氏
然れどもさるがひたたぬ気の大人(うし)を隈なき者と皆やは言はむ
17
もっと見る
風花
期限切れ食べられぬまま棄てられず 冷蔵庫の中冷えていく恋
40
もっと見る
矢車菊
青空を見上げるやうに夢語るきみの白衣につばさを見たり
20
もっと見る
只野ハル
雨の夜フラレちまった設定で傘開かずに俯向き歩く
12
もっと見る
光源氏
遠ざかる君が面影追ひ行けど芒が原はゆらくばかりぞ
10
もっと見る
へし切
若人よ今をときめき輝いて夢持て生きよ時はつれない
18
もっと見る
へし切
その角を曲がればきっと待っている君の未来は君だけのもの
24
もっと見る
在原紀之
カチカチと鋏を通す行き先は父母の待つ北へ南へ
1
もっと見る
すばる
どっちともとれる笑顔の君だから追い詰めNOを貰ってしまう
18
もっと見る
あまおう
いつ何処で きみに刺されて しまったか 潜伏期間 過ぎた熱病
26
もっと見る
只野ハル
前線の下がりて秋の風が吹き夏の陽射しの蝉鳴かぬ午後
13
もっと見る
[1]
<<
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
>>
[21]