滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
いざ鎌倉 ひづめの音に掻き消され 今や苔むす切り通し馳せ参ず
4
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藍子
真夏日に額の汗を拭っては庭一面の草を抜き取る
12
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詠み人知らず
この時に作者は何を意図したかそんなの私がいちばん知らない
4
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聴雨
愛犬の雨もあられもなき姿曇れるけふのしのぎやすさよ
8
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煩悩
一樹のみ傾いている幹を見る脳裏によぎるゼロ・グラビティ
5
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舞
札幌の街ゆく人は颯爽と五月晴れなる澄む空の下
6
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あさみゆき
学び舎の 考える葦達は 伸びんとす 明るく 美しく 逞しく
3
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び わ
甘草もアマリリスとやゼラニュウム雨風に堪え姿勢崩さず
4
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貧屋乳子
かはずなく あまい匂ひの やまぬよに かすむ心と 君がうつらむ
6
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詠み人知らず
勝てずとも負け残れたら 足を地につけてられたら 恩の字だもの
12
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詠み人知らず
座敷なら遠慮するわと背を向ける 靴が脱げないただそれだけで
6
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恣翁
海の音の轟く浜に 立ち寄れば ハマナスの紅 足下に見ゆ
21
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葱りんと
面倒と 思うべからず 皆そう 伝染するなら 楽しい気持ち
9
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児島白汀
山々は緑色濃く照り映えて 鶯鳴きて夏は来たれり
6
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己利善慮鬼
守れない約束ばかり積み上げるもうすぐ空に届いてしまう
6
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横井 信
悲しみに失われてくものたちへ伝わるならば側にいさせて
15
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へし切
ここかしこ垣根のいばら花咲けり仄かに香る初夏のころ
22
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詠み人知らず
敢えてやるフアフアオンリーバージョンはイイトコの無さを広げたいだけ
4
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詠み人知らず
祈るたび念ひの風を為すさつき快き波を復た描きつつ
5
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秋日好
雇われて庭を巡って花、歴史浸ると精神は自宅へ飛び去る
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