滝川昌之のお気に入りの歌一覧
KEN
不如歸騷がぬ夜半に渡る風重く濕りてさみだれ知らせ
13
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詠み人知らず
一駅分行き過ぎた電車車内でも焦りを得られず落胆とあそぶ
8
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夢士
雨音の時に激しく梅雨の雷咆哮ひとつ一陣の風
19
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つちだゆういち
拍手する名前も顔も残さぬがいつもあなたの和歌が楽しみ
16
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横井 信
ゆっくりと一歩一歩を大切に踏みしめてゆく土のぬくもり
30
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可不可
毒虫のかはり 古代魚のつもり アマゾンでも買へない深海の
5
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あゆか
納豆と油揚げ買い湯葉食べてきな粉たっぷりご飯にかける
8
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詠み人知らず
ひんやりと惣菜賣場の肉ぢやがが有り難くなる夜もあります
6
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へし切
ほととぎす来鳴く宵居に照る月の影もほのかに浮かぶ顔
22
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詠み人知らず
緩衝の為に二重にされていた段ボール板に描くボコボコ
9
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詠み人知らず
十人は読んだらしくて十人をリアルに空想する通院路
8
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詠み人知らず
氣まぐれな雨に打たれる立葵破けはじめた傘から見てる
6
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煩悩
天体も肉体も最終形態は灰である事実を肯定する太陽フレア
8
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舞
梅雨のない北の街には彩りの溢れて明き六月の花
12
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び わ
定例の月に一度の会議に出一番前で講義聞き分け
6
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KEN
うたかたの命を絞る璢璃の蝶その羽を包む花も儚く
17
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横井 信
暖かなお湯の浮力に包まれてゆっくり溶けるこころの氷
19
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恣翁
君の居ぬ今宵の蚊遣り 取り分けて 眼に 煙泌みにけるかも
23
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半格斎
家の辺に新参者の山羊来たり 声ふるわせり春の夕暮れ
9
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詠み人知らず
肩を依せ歌い合わんと想いしが 魁く花は何処なりしや
13
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