滝川昌之のお気に入りの歌一覧
千映
速記士の如く手紙やはがき書き吾の心身蘇生されたる
10
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詠み人知らず
寝てるしか無いときがある知覚する全てはうるさく薬でごまかす
7
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千映
黒糖の飴玉一個口に入れ今日の介護の終止符とす
17
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千野鶴子
僕はただ虹が出たぞと叫ぶべく坂駆け上がる泥水散らし
9
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秋日好
空き巣箱覗き来る鳥それぞれがあの子かと思う 薔薇は満開
20
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詠み人知らず
地球をねもう何週も歩ゐたと云ひだしさうな百足のボディ
4
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藍子
父親が免許返納、悩んでる車なくての交通インフラ
17
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千映
玄関にガラスぐい吞み飾ったら本格的な夏が到来
13
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藍子
スランプに悩みスマホを眺めてる指の動きもままならぬまま
16
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糀
梅雨の間の晴れ空川辺で散歩したい誘ってくれないあの人が憎い
3
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可不可
くりかへし火花ちる夜空 でも 巨きすぎて見えない刃こぼれ
6
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詠み人知らず
山法師二羽の小鳥のさえずりが明日またねと聞こゆる夕べ
17
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煩悩
ウェーボジュカーラジュレジュレにするのなら40秒で支度しな
5
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林林
悲哀をば慈愛に変えてゆこうとすあなたの心抱く紫陽花
25
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桜田 武
毎朝の散歩の路上にカエルの子踏まぬよう気を付けて足運ぶ
9
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桜田 武
半袖の腕を涼しき風撫でる体感とこころ夏の入り口に
6
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詠み人知らず
重ねいし悔いを背負いて彷徨えば 此処へ来いよと蒼穹の誘う
18
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詠み人知らず
また一つ重ねし悔いの重さをば 背負いて渡る三つ瀬の川か
13
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舞
ひと恋す苦しみにまた人の世の哀しみにさえうたの出で来る
14
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び わ
突然のまさかのことに驚嘆す自然は予測超えて訪れ
8
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