inosannのお気に入りの歌一覧
桜園
今年ほど桜の待たれる年はなき姑と見たし薄墨桜
32
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紫苑
みごもれるその横顔のふつくらと文読む額にひかりさしける
7
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りゅう たいせい
久々のランチの誘い乗ったのに言葉探して過ぎ行く時間
8
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文麿
ちよつとだけ返してもらふ君たちが默つて引ゐて行つたものから
2
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あめ
街路樹はまだ葉も付けず凍えてるつめたさ含んだ風にゆられて
3
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あめ
行き先も知らぬ風に身をまかせ舞散る木の葉にうき世を思ふ
3
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詠み人知らず
コンビニの強烈な灯に引っ張られ 欲しくはないが牛乳買う夜
24
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7
暗がりを怖がるきみを連れているぼくは宇宙へ行けそうにない
8
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三嶋
千年も経てばこの言葉も古典 堂々うたえ 今のあなたで
20
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あめ
月の無い今日は遠のく暗き夜ゆっくりめぐれ天のまたたき
4
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りゅう たいせい
気が付けば冬は過ぎ去り春が来て思ふことありベンチに座る
7
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山田美弥
みんなただ一生懸命なのにまだ世界平和は訪れてない
7
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詠み人知らず
太陽と砂の匂いのジーンズを はたいて上がる子等のかしこさ
24
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桜園
満開の紅梅見事に咲きみだれ撮りてくれとて我を誘いつ
32
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こぐまじゅんこ
本人が一番焦っているだろう先の見えない今を生きる子は
4
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詠み人知らず
いっせいにこちらを向きしパンジーの笑顔に和む 検査の帰り
27
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遠井 海
気の利いたことも言えずに子どもらとただ黙とうをした六時間目
31
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山田美弥
「死にたい」と言える自由を神様に祈って猫と布団に潜る
6
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りゅう たいせい
打たれたらまた振り出しのこの場面怖くて時々チャンネル変える
4
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うさぎ
プーさんのお腹は優しさ 私のお腹は妬みがつまっている
6
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