滝川昌之のお気に入りの歌一覧
夢士
地を揺する土砂に襲われ散る命成す術もなく無念の涙
16
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詠み人知らず
暑いって側に寄らせてくれなくて 寒気するほど冷房かける
12
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詠み人知らず
ハーレムで王は長生き 女王は遺伝子残すに単為生殖
5
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詠み人知らず
蒼を背に純白もこもこ盛る雲の底のグレーは悪さ孕むめり
11
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夢士
大雨の警報余所に自民亭ネットニュースに苛立ち覚ゆ
10
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車海老ナリス
霧ふかし嘘とバイクに乗せられてクリスマスまで走ってゆこう
4
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へし切
ゆらゆらと 灯して消へて また灯し 光儚き 蛍火の影
22
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幸子
ぴちぴちと天ぷら油はねはじめ夕暮れの街は「おかえり」の準備
21
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詠み人知らず
その肌も唇すらも ひたすらに化粧で隠して 「ホントのワタシよ」
7
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ひよこ豆
梅雨明けの朝の空氣の清々し夕べの泪笑顏にかわる
20
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可不可
馬おとし義経も落ち皆おちる 先は平氏の軍ちり散り
7
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恣翁
息を詰め 好球を待つヘルメットの鍔を 滑れる炎陽の影
21
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煩悩
まどにがらすがあったがためにぶつかるわたしははやぶさになれなかった
5
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幸子
木々の葉の皆輝きを主張して飛鳥山にも夏の来にけり
21
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バロンマン
緑深し 人跡絶えし村にきてYの字に立つ枯木を眺む
8
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河のほとり
ほととぎすつれなき月に汝はつげよ鳴く声空なる同じ心を
15
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河のほとり
淀みなく逢ふ夜ともがな天の川空の光の澄むにつけても
13
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新座の迷い人
妻が植え ゼラニュウム今朝 手入れをし 枯れぬように 水をやるかな
6
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舞
意味なくに淋し夕暮れコップ酒浮かんで消える来し方の夢
12
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荒野のペンギン
夏だった君と初めてデートしたつないだ右手にどきどきしてた
8
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