滝川昌之のお気に入りの歌一覧
千映
「しゃんしゃい」と言いながら出す二本指児は宝だと児の親にいう
9
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詠み人知らず
書くことに希望を持っていた頃のあなたに勇気を言うものあれば
12
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恣翁
嘴を振り立て 枝を飛び移る鴉 悪戯な瞳凝らせり
23
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千百
純粋で 冷たいほどの 憧れが 真夏の身体を ゆっくり蝕む
14
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秋日好
夏休み宿題をする振りをしてネット小説読んでませんか?
15
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バロンマン
夏祭り早も神輿が宮立ちす主の留守に和む狛犬
10
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秋日好
いつのまに上弦過ぎた月影が恋心なら面白いのに
16
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とはと
背反で叫ぶ好きさのお返しに手放し下る傾きの街
6
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とはと
紐を引く加減新たなフレーズを書き留め夜半醒めたオスメス
4
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とはと
金網の網に触れ沿う筋道と俯く君が砂利道の訳
4
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とはと
溶ける度汗と脂のあなた突く形卵の焼けた半ばで
3
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朝野沙耶
酒浴びて大人になったといま気づく夢見た僕になれただろうか
5
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舞
空広き夏の大地の北の街さやかに歩む風を感じて
9
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幸子
ちらほらと発声練習しはじめる蝉に猛暑日予感する朝
21
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煩悩
開かなくなった喫茶店のドアノブを回すくらいの硬度の歯ブラシ
9
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つちだゆういち
携帯は未だにガラケー文句ある?友達無いし着信無いし
16
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び わ
カーテンがふわっと揺れて肩に触れ振り向く先に赤白干し物
8
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秋日好
五年前英語で書いた怪談が結構恐くて笑けてしまう
14
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ふいんき
蛾や蝶は自らが蛾か蝶かなど知ることもなく青空を裂く
3
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朝野沙耶
こんなにもひとり寢る夜侘しけれ空く我が右に薫り殘れり
6
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