詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
沙久
君の声再生してみる六年を経てなお大事な存在だから
21
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沙久
残された者と残して逝く者の辛さを天と地が分かち合って
27
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詠み人知らず
静寂で我を見下ろす月と星 消えてた不安てくてく歩く
7
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舞
彼もまたお前を見るか修羅の春老いゆく農夫止めし田を見る
12
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まあさ
どこまでも 抜けてくような 青の下 あの人の空を 考える朝
28
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inosann
沢山の逝きし人々背負いたる命ある者の足跡をみる
25
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詠み人知らず
春を知るあと何度かの僥倖を 濃い酒のごと ちびちびと飲む
17
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芳立
みちのくの海に六年をかぞへきてまだ咲くを見ずありし日の梅
15
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コーヤ
枯れ色の明るき林新芽萌え見上げる空は春の彩り
20
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蔓葵
つれづれと春の空よりくだりくる忘れがたみの雪ぞかなしき
12
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falcon
窓越しにあかず眺むる梅の花濡らす春雨わが身ふりゆく
15
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澄舟
かたすみに我と菜の花映りおり鏡あかるきロッカールーム
14
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へし切
淋しいとひとり寝ぬ夜は音に泣きて枕をぬらす人恋しさに
23
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falcon
おもかげをとへば花散るいしだたみ風のなごりの香のみ残れる
24
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美津村
ひび割れて形くづれし厚き爪よ素手で土打つ老鋳物師は
8
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千映
今日もまた 鏡の吾と話する「それでいいよ」のいつもの返事
12
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野々花
庭先に米つぶ撒けば雀らの集いて暫し賑やかになる
14
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舞
人混みに手を引く姉も幼くて小さリュックの並び進める
15
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大上
煌めくは永れ月夜に弓張りよ先逝く者も心解くかな
7
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まあさ
三月の みぞれ降る朝 諦める ことの切なさ 身にしみてゆく
23
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