芳立のお気に入りの歌一覧
紫苑
ふるふると心もとなきえくぼをもゆるさぬやうに秋の水面は
9
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なな生
長雨で世界が沈むその前に味噌と小松菜買いに行かなきゃ
6
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遠井 海
ゆとりとか団塊とかは正常でズレているのは体育会系
4
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リンダ
ぐしゃぐしゃに涙ながして疲れ寝る幼なの重さ懐かしくあり
13
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聴雨
手鏡の冷たさにふと重ねみる春浅き日のことばひとひら
6
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聴雨
オリーブの花言葉知り朧げに呟きながら手のひらに書く
11
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詠み人知らず
月曜は出張できひんゆうたやん 深い事情の生ごみの日で
14
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紫苑
秋の日のしはぶきひとつ籠もりをりのうぜん揺るる黒塀のうち
15
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河のほとり
露しげき浅茅がもとに聞こゆなりつらくも誰を松虫の声
6
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河のほとり
かなしさを知るべき人は訪はなくにあきづさまよふたそがれの庭
8
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河のほとり
小夜更くる草の庵はひさかたの月の影こそ昔なりけれ
4
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パープル
北斎の冨士の高嶺の紅よりも海女に絡まる赤蛸が好き
5
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浅草大将
寝覚めつつうつつの雨に願ふなりゆめみやぎ野の萩な散らしそ
10
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詠み人知らず
「めいげつ」はゆっくり肥大していまにみんなをつれていってしまうわ
12
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浅草大将
いはき掘る命もやがてつくよみを空にみいけのなどめでたかる
6
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浅草大将
風のむた朝ふむ野辺に道あれば踏まずもがもな秋の八千草
6
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卯月
うさぎさんみにいこうよ、と父の手を引いて見上げる十五夜の月
6
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只野ハル
豪華シャンデリア型宇宙船に遭遇しそうな田舎道を行く
7
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紫苑
埋もれるやうに歌集を読みふけりいまひと駅を乗り過ごしたり
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河のほとり
月清き西へや行かむ憂きことの数なき世には夢と消ゆとも
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