光源氏のお気に入りの歌一覧
リクシアナ
樹木とて限りの年を思うらし主なき庭になる桜桃
25
もっと見る
麻
うつせみの身はいたづらに物の怪のかりに彷徨ふ夏のはかなさ
22
もっと見る
くらら
川底で 流れに抗う こともせず 梅花藻はただ たおやかに咲く
20
もっと見る
へし切
薄藍の空に浮き立つ百日紅 韓紅に 咲きにほふかな
25
もっと見る
芳立
ももたらずいそべの波に洗はれて面かげひとつかがやけば夏
6
もっと見る
舞
若い父その笑む下に幼きの吾も無邪気にモノクロ写真
19
もっと見る
舞
木造の校舎替われど故郷に変わらぬままの蝉時雨降る
22
もっと見る
秋日好
寝待ち月高くにありて訪れる恋の姿を想像してみる
19
もっと見る
絮谷新
調律のシの音単調繰り返し溶けて蝉声染まる夕闇
14
もっと見る
絮谷新
通りにて積もる沈黙仄白しペテルブルクの気怠き夏に
17
もっと見る
萱斎院
かげろへば沢のほたる火ほのめきて かなしき鵺ぞ夜にむせぶらむ
7
もっと見る
萱斎院
くれなゐにうつしの香もなきみづたでの ほのかに揺るるこころ知らずや
8
もっと見る
沙久
理性など 軽く飛び越えて 闊歩する 殺意があふれる 不穏な現代
11
もっと見る
コーヤ
野の草の間より覗くは野薊の素敵な帽子風に揺れ咲く
19
もっと見る
リクシアナ
かげぼうし画布に重ねて言葉なくうつろう恋の午後のアトリエ
25
もっと見る
リクシアナ
アトリエの流れる時に歪む影君の残したイーゼルの痕
17
もっと見る
くらら
浮き草や 浮きても流れに 流されず いと しなやかに 掻い潜りたり
17
もっと見る
へし切
浮き舟に波間ただよふ吾が身かな寄る港なく漕ぐ櫂もなし
31
もっと見る
たけくらべ
夏の夜の秘めたる恋をわびぬればひそやかに咲く梔子の花
21
もっと見る
ゐわむら
誰もいない夜、ハイウェイに落ちる月 パーソナリティが何か言ってる
9
もっと見る
[1]
<<
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
>>
[1187]