葛城のお気に入りの歌一覧
名鈴
会ふべきに 未だ会はれざる きりぎりす あきは果てぬと 尚も鳴くらむ
9
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河のほとり
わが思ふ君は濡れなむたまきはる命延ばふと菊の白露
13
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茂作
掲示板探してゐます迷ひ猫 庭に糞する面にも似たり
13
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へし切
今さらに言ふも空しきマスクかな 時代遅れに余り残れる
12
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茂作
秋本番ブラックホールに通ず天 宇宙の果てまで心は屆く
13
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名鈴
朝月夜 真赭の薄も さ寝ぬらし しげくも露を 置きて伏したり
13
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へし切
君にこそ 恋ひしきふしは覚えつれ したふ柞に影をかさねつ
13
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音弥
芸術を隠れ蓑にし殺人か事実の中の真実はひとつ
6
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名鈴
赤ら引く 肌になりけり 一度も 日に当てざりし 白きこの身の
11
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茂作
久々の遠く住む子と食事會 幼い頃の仕草殘れり
15
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び わ
気をいれて厳しい寒さ乗り越える花の楽園壊さぬように
5
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朝比奈
朝焼けを半睡の目に掬い入れ一日の始めの湯浴みへ向かう
16
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ひげじぃ
清流の簗にかかりし落ち鮎の空を仰ぎて何を思はむ
14
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名鈴
人の心 浮き立たするは 数あれど うち寛がする 家こそ良けれ
13
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へし切
年ふればふるさと遠くなりにけり 如何に在ませし老いし母刀自
15
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茂作
お大師に會ひたきと云ひ四國路を 巡りし友は常世に逝きぬ
13
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名鈴
たまきはる この世の限り 君と見し 美しかる秋を かけて忘れず
11
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朝比奈
寒き夜の妻淹れくれし熱き茶の労いにつく深き一息
11
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へし切
秋の夜をこころ閑かに眺めふる闇のしじまに雨音をきく
14
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名鈴
誘はれて 出でし大路は 広広と 見ゆる紅葉葉 斑濃の錦
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