ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
校庭に部活の聲の滿ちる夕 ひむがしに獨り十六夜の月
16
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KEN
茶の花と 凍えを凌ぐ 蟲影に つくよみ潤む 夜半の山里
17
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芳立
すぎ来しを悔いながむればおそ秋の雲にすきつつ月照りまさる
10
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へし切
うらぶれて物思ひおれば雁が音の鳴くなるそらに秋風ぞ吹く
24
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横井 信
いくつものレールを上手く乗り継いで異なる未来目指す少年
14
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葱りんと
秋晴れだ窓掃除でもしないとな思っただけで茶を飲み動かず
16
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夢士
昇りゆく満月追ひて秋の宵逝く人偲び手酌酒飲む
18
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石川順一
砂山は徐々に壊され閉山す鉄棒の前に大地に戻る
16
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幸子
折々の選択の悔い それすらもどこか心に馴染む夕暮れ
24
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雪柊
栗ごはん 栗だけ避けて食べる吾子血まめができた吾の手を見る
14
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雪柊
この手間が現代社会に必要と夫婦揃って栗を剥く夜
16
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可不可
途切れない真夏の恋もあるもんだ 自慢する程ふくらむ胸
11
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滝川昌之
飼い主はキミの嫉妬をもてあそぶ他犬を撫でる愛しきその手
21
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西村 由佳里
暖かな日差しに心を解き放つたまにはここの角を曲がろう
9
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詠み人知らず
子羊の寝たる姿や鎮守杜奉納太鼓黄金の穫り
11
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石川順一
遠州のみそまん食べてひるがののミルクプリンを食べて居るかな
12
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もみじ☆彡
冴え冴えと 濁世を照らす望月に 澱む心も濯がれようか
14
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コタロー
小さなる町の神社の林から鵯の鳴き聲靜寂を破る
5
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舞
夫逝くにひとの世はみなゆずり葉と語る母逝く 吾もゆずり葉
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コタロー
舊道の細きに沿ふて家々の柵を突き出るアメジストセージ
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