詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
秋萩にうづめられぬる甃 昼すら 虫の音 乱れて聞こゆ
18
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へし切
かみな月 立ちにし日より世を憂きと こころの空にふる時雨かな
23
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KEN
秋蟲を 看取るが如く つつみ星 ひがしに靜か 星冷えの小夜
16
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詠み人知らず
解釈は人によりけり 真の意は ただ詠み人の心の空に
18
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詠み人知らず
めいっぱい袋に詰むる信玄餅 墓参の折に楽しみけらし
14
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石川順一
青虫が葉を食べて居るクモやアブ白い飛ぶ虫などが居る中
16
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煩悩
ありふれた恋に旗ふる厚着してスカイツリーの展望台から
7
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幸子
誕生日真っ赤な薔薇の花束をねだるだけだがわりと楽しい
13
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ななかまど
山峡の小さき池を占めており水面は映す桂の大樹
8
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恣翁
夕靄の 低く迷へる山科に 薄っぺらなる月の射し初む
15
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ひよこ豆
夕つ方灯り灯らぬ玄関に答えの返らぬただいまの声
22
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ひよこ豆
甘やかな金木犀の香を運び吾の髪揺らし駆ける秋風
19
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横井 信
先行きを迷いながらも進む道 一息ついて今日は帰ろう
11
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詠み人知らず
好物を次々選りて楽しみつ 他人の奢りと憚りもせで
11
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詠み人知らず
漕ぎ出でて 荒き波間に肝嘗むれば あらぬ方より助け舟の来
13
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夢士
混雑の電車に起こる笑い声鹿がぶつかりダイヤの乱れ
15
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ひよこ豆
道の端小さな猫がひょっこりと目があったままカタマっている
14
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へし切
しぐれては柞の色はうすくこく紅葉かさねて秋ふけにけり
24
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煩悩
夜明けまでのハリウッドへ行こう君の手のニホンリスも連れて
7
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石川順一
ジョーカーのトランプ札が燃えて行く顔拭くタオルが黄色くてあり
13
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