あゆかのお気に入りの歌一覧
バロンマン
自転車に併走するや銀蜻蛉一期一会の友となりしか
16
もっと見る
灰色猫
林檎飴つやつや赤く化粧して祭りの恋を甘く彩り
25
もっと見る
石川順一
切手買い詩の封筒は三通でこの前忘れた分だけ多い
12
もっと見る
幸子
父となり幾年経るや君の夢変わらず我を幸に不幸に
18
もっと見る
コタロー
庭先に朝顏やうやく花咲かす小さな藍をになびかせ
7
もっと見る
滝川昌之
助手席に戻った妻が振り返る後部座席の華やいだ頃
21
もっと見る
しずく☆・.…。
残すべき 何かを残し 変わりゆく モダンな街は 行き交う人も
23
もっと見る
夢士
送り火を炊きて一年盆終ひ旅路の島の盆の獅子舞
21
もっと見る
滝川昌之
エアコンを止めて網戸に秋問えば風が応えるひぐらしの頃
30
もっと見る
滝川昌之
雷鳴は何度も襖に反響し庭木の影を障子に映す
28
もっと見る
夢士
言の葉を集め散らしてまたあつめ並べ眺むる夜長に一人
26
もっと見る
へし切
忘れてはならない あの日あの時を 広島のそら 平和の祈り
25
もっと見る
滝川昌之
交代で「明日咲くわ」と朝顔の花のバトンが蔓から蔓へ
26
もっと見る
灰色猫
君のその笑顔を見たら照れるから深くかぶった麦わら帽子
44
もっと見る
滝川昌之
境内で読経のような蝉時雨 宗派を超えて呉越同舟
28
もっと見る
滝川昌之
色艶は雨の盛りに過ぎてなお褪せて気高きあじさいの花
28
もっと見る
石川順一
剃刀は檸檬を思ひ出す我は出血せぬ様電気も使ふ
13
もっと見る
石川順一
トーストはブルーベリーとマーガリンシシャモ四匹昼餉に並ぶ
12
もっと見る
横井 信
水無月 始まり告げてだんだんの丘の向こうに立ち上がる雲
13
もっと見る
幸子
ライオンの髪形なるも よろよろと起きる 威厳を醸し出せぬ朝
19
もっと見る
[1]
<<
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
>>
[152]