藤久崇のお気に入りの歌一覧
デラモルテ
平成の最期の春雨降り止まづ青葉を濡らす令和の始まり
11
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行中納言中将知師
一刹那明石の風に生まれける 泡沫はまた消えゆきにけり
3
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行中納言中将知師
一刹那夏の来るをば告げるため 鳴きて飛びさる霍公鳥かな
3
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Chico
( もういいよ )幽けききみの幾重にもたたなづきける春霞かな
20
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行中納言中将知師
夕されば見ても知らぬは海の 漁火または澪標かな
2
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行中納言中将知師
一刹那ゆく春の夜の寐る人の 耳もと通ふ蚊音なりけり
2
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KEN
稚兒車 深山龍膽 岩鏡 綿菅苔桃 黄連芒蘭
13
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舞
手繋いだカップルの後老いひとらまた違うアイささえ相いつつ
8
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横井 信
ため池にそっと浮かべた笹舟はツバメのすべる水面に揺れる
19
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コタロー
花菖蒲池の周りに藍を染め餌附けの龜をそつと眺める
12
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詠み人知らず
川幅にいつせいに泳ぐ鯉幟平成の風吸ひ令和へとめざす
11
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詠み人知らず
新た世の天地うるほす春雨のもの柔らかに令和のスタート
17
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詠み人知らず
よき月にくれなゐ香るぼうたんの母の遺愛に思ひ慕はし
14
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Chico
壁面に孤獨なるわれ際立たせ 東京五輪の閃光テレビ
9
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ななかまど
春の風新葉の谷ながれ来てみつばつつじのむらさきの装
8
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KEN
散り殘る 櫻の花を 數へれば 葉陰に仄か 星も指折る
16
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詠み人知らず
春がすみ傾げ傘して元気かと椿一輪問うて咲く
11
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詠み人知らず
山笑うあとに控えて山かおる緑濃淡更衣の季節
12
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灰色猫
吹き荒ぶ雨にあらがう桜たち止まぬ嵐はありはしないと
23
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灰色猫
この手では届かなかった風でした踊り舞い散る桜色の恋
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