ラベンダーのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
咲いたのに見向きもされない花ならば そっと手折ってぼくが飾るよ
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灰色猫
迷い込む猫に怯えつ睡蓮の鉢のめだかは冬を迎えり
24
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灰色猫
小雪舞う冷たき朝に赤らめたあなたの頬は誰を想うの
20
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灰色猫
凍てついた梢の雪は刃の如く白く朝日を照り返しおり
22
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新座の迷い人
童時に 鉱石ラジオ 作りては 遠方放送 入り喜ぶかな
11
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石川順一
カラオケでジンジャーエールを先ず飲めり次はレモンのファンタ飲むかな
11
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石川順一
健在の菊はまだまだ二色咲く雨にしょげても再び顔上げ
10
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夢士
うたのわの友と一献交わす夜やつまむ肴は月影もみじ
15
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滝川昌之
友人の喪中はがきが届く夜はまずい酒だと寒空にらみ
24
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詠み人知らず
夢語り歌ひ詠ひつ笑まひては 支ふる君こそ太陽であれ
17
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秋日好
広重の刷り絵の如き輪郭と黄みの混ざった青に三日月
18
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夢士
老いの身を思ひ知らさる冬の夜滑り転がり脇腹痛む
17
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吉野 鮎
流れゆく流されてゆく冬空の雲の意匠は意思あるさまに
21
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吉野 鮎
錆びつきて鞘拔けぬ太刀日ごとにや移り棲む家に埃積むに似て
18
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舞
いち葉のひらりと落ちて暮れる秋酒も静かに影と語りつ
16
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inosann
秒針がチクタクの音に伝え来る人生の重さ 日曜の朝に
24
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へし切
さざんかの花は垣根を赤く染め曇るこころの 空 晴れやかに
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横井 信
街路樹の 赤い葉散らす 風浴びて 進める歩み 西日射す街
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詠み人知らず
君の眼に焚き火の揺らぎ映るとき頬の熱さを手で隠している
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みなま
手土産とお揃のミントローズティー ガラスポットに満ちてゆく赤
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