沙久のお気に入りの歌一覧
只野ハル
胃に沁みる生のウイスキー昼に観たゴッホの映画思い出しつつ
20
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只野ハル
暖かい夜の気怠さにぬるいビールを飲みながら聞くボサノバ
10
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只野ハル
秋祭り雨に降られて出番なく子ども神輿は雨宿りする
14
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雪柊
出張を終えて帰宅し真っ先に眠る吾が子の髪を撫でやる
19
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滝川昌之
枝えだを一鳴き渡る鳥さえも風の寒さを嘆きはじめる
24
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滝川昌之
「新米」と貼られただけで格段に陳列棚ごと威風堂々
21
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滝川昌之
冷静なゲームプランを投げ捨てて 今、目の前の君にタックル!
23
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滝川昌之
気がつけばもう消えている西空の残月隠した青が眩しい
27
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葱りんと
家猫に 成った野良は 安心し 愛想仕草も 減ってツンデレ
11
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林林
おかえりと迎えてくれる有り難さ里でほほえむ母さんみたい
15
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林林
つわぶきの花を黄色く輝かす凩の日の鈍色の空
25
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林林
時は経ち花梨の季節となりましたはちみつに漬け喉のおくすり
24
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林林
朝ご飯作る傍からお腹すくお野菜の皮かじりて凌ぐ
19
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矢車菊
学校のチャイムけだるく響く午後遠い記憶の教科書開く
21
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矢車菊
かなしみは凛と冷たき冬のように汚れなきままでいて、クリスタル
15
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矢車菊
本の上で光るプリズム 繊細な体言止めのひとつのように
23
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葱りんと
刺さるよな 時雨はいっそ 雪になれ 赤も黄色も 白で鎮めて
16
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滝川昌之
「まだだね!」と恋人たちには充分な電飾前のヒマラヤスギに
20
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滝川昌之
干されてる蒲団が温く見えるのは家族と冬日の大事なところ
25
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滝川昌之
潔癖を自負する彼が音を上げる校門に降る落ち葉の輪唱
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