白亜のお気に入りの歌一覧
ふきのとう
のどかなる田舎に住みてこの里をこよなく愛す歳となりゆき
18
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恣翁
朋輩の 如何でか寄らぬ 老い柳は 日がな一日 風に揺れたり
18
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恣翁
月色の照らす白壁 前にして 今宵は君と一献遣らむ
26
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桜園
野分去り葉を落としたる柿の実の熟るるを待たず落つるは悲しき
15
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あまおう
秋風がさやかに触れるきみの髪肩に寄り添うすすきのこうべ
13
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恣翁
君愛でし曲を 旅籠に聞きしより 尽きぬ思ひの月時雨かな
26
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横雲
髪切りし人偲びつつ歩み聞く桜紅葉の散りゆく音を
5
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芳立
あめ地をなにくらすらむ憂きよにも秋のかぎりの月はわたるに
11
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芳立
つかの間に霧も晴れては見ゆべきを空のいづこに恥ぢらふや月
8
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聴雨
野分ゆく雲間にのぞく月眺め揺るがぬものの愛しさを知る
15
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三沢左右
野分過ぎしのちに濡れ立つ看板の5度傾きて街灯に照る
12
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光源氏
大原にけぶり立ちなむ秋の暮れ鐘の音聞けば更にしみける
13
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桜園
仲秋の名月愛でたし今宵だに野分きたりて月も出ぬらむ
16
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falcon
雲の間の蒼き月光冴えざへとふるかなしみの心に充てり
13
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大河千紋
あしひきの雌阿寒岳雄阿寒岳に幾千回目の秋は来にけり
5
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みやこうまし
配達の牛乳瓶がドア前に溜まりて知れり孤独死の日も
12
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聴雨
涼風に野辺の花よりこぼれたる白き月の香ものさびしかり
16
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風橋 平
ののはらのこぎくのかしらなでてよりそらをみあぐる風となりゐる
18
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風橋 平
光年の先に波打つシリウスのさむきひかりが届かぬ手すり
11
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ふきのとう
丸々と赤く太りしさつまいも蒸かして食へばなつかしの味
11
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