inosannのお気に入りの歌一覧
横井 信
何回も作り直して簡単に崩れはしないきずなを築く
16
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へし切
しろがねに花とみまがふ霜おけば深山はるかは春にやあらむ
23
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KEN
埋もれ火に この背を丸め 何と無し 花の香偲ぶ 獨りの庵
17
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灰色猫
月という舞台で歌う女神さま七十五億の子守の唄を
21
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新座の迷い人
腹が減り うたわ眺めて 朝食に 一人でしたく 侘し事かな
5
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舞
静寂にも時刻む音降り積もる気付けば負いしこの身にも降る
10
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新座の迷い人
信じすぎ 裏切られ 腹が立ち 裁判沙汰へ 悔し涙が
2
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由縁
屑かごにほいっと投げられた薬袋は 吾と同じ病持つ人の気持ち
7
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西村 由佳里
牛乳を買った豆腐も大根もだから雪さんほんのちょっとで
5
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ななかまど
梅ヶ枝に糊代のごと雪の付き近づく春を密封したり
8
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滝川昌之
早々に車はやめる週末の遠出は雪の予報にふるえ
20
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可不可
鬼女の目に己を悔いて泪橋 けふも架かるか安達ヶ原に
15
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うすべに
はかないね 冬の花火の夢うつつ 寄り添って見た山焼きの夜
12
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朔夜
今夜また春より冬へ変わるのか湯飲み茶碗が夜更けにピシリ
7
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朔夜
書いて消し消しては書いて又消して既往歴のみ積もるパソコン
6
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夢士
鈍色の雲十重二十重雪模様明日の予定の連絡の有
11
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朔夜
底冷えの夜は毛布にくるまって液晶以外の灯りを消すの
4
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灰色猫
冷えてゆく危篤の父の手を擦るこんなに無骨で美しいとは
20
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灰色猫
暴君が危険分子を狩ろうとも誰も知らない口にできない
13
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KEN
哀しみと 喜び十を 數へては 一に戻りて 戀を糾ふ
12
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