詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
紫苑
涼風の戻れる真夜にアニマート・プレスティッシモ猫の足音
6
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詠み人知らず
人間の言葉が解せぬ振りをして猫が見下ろす衆生の世界
8
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紫苑
いきどほる心すべなし。珈琲にどろりと消ゆる泡のごとしも
1
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芳立
わが空のうしとら裂けばひとりみる花火となれや猛き稲妻
12
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ゆうくん
天花粉 野を訪れし 海風の 波音を聴く 赤と白との
2
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詠み人知らず
あふるるを涙とも呼べ人知らぬ魂すむ海より満ちきたるもの
20
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紫苑
銀の匙つと差し込めば氷菓子そつとくづれて不穏の兆し
11
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紫苑
目を閉ざす小夜啼鳥をてのひらに包みおまへの歌うピエ・イエズ
6
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モニカ
蜩の聲に誘はれ廻り道日陰に隱れ交はす口づけ
7
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うめこ
白金の熱さ満つ空たたら火の神坐すかと眇みつつ見ゆ
6
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詠み人知らず
水茎のをかの葛原うらかなしむかしも今もあきつみつるを
12
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詠み人知らず
かぎろいて時も歪めるその先をゆっくり歩み近づけよ君
5
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本間紫織
気付かれることなく尖り続けてるおてもとの箸袋の中で
2
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みやこうまし
涼し朝別れ惜しみて朝顔の涙ともみし露のかかれば
14
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あまおう
ストロベリーミックスソフトクリームがするりと落ちてきみはまぼろし
17
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詠み人知らず
へだててはいかが見ゆらむ人ごころ月玩びこころ飛ばさむ
14
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詠み人知らず
見えもせで触れるもならで夢ならし問へかしひとの雪のとばりを
9
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市川ありさ
抱きしめて諦めるのは狡いこと42度のシャワーを浴びて
4
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五穀米
思うこと帰結する場はこの世間この鬼この花この無常
3
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五穀米
信じるの「信」の字三度書きし後「おひとよし」など付け加えたり
6
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