灰色猫のお気に入りの歌一覧
痴光山
秋の夜は大辞林、漢和、古語辞書を繰りつつこころを詠みて愉しむ
5
もっと見る
茂作
妻のいぬ一夜と知るやきりぎりす ゐたくな鳴きそ聲ぞ哀しき
14
もっと見る
つばす
納豆の好みが違う嫁と俺 あんな臭いものと言っていたのにね
4
もっと見る
薪
ハローハローどうだい陸の感想は 太古の肺が膨らむ瞬間
3
もっと見る
空き缶
色の無き風頬撫でて煙草消す父母見送りてかろき身となり
9
もっと見る
横井 信
薄雲のたなびく空に朝顔のまだまだ夏と踏ん張るフェンス
14
もっと見る
へし切
淀みなき川の流れに身をまかせ 紡ぐ言の葉 君への想い
13
もっと見る
ななかまど
沖縄のまぶしい光まといたるかりゆしのシャツあがないしまま
14
もっと見る
睡密堂
起立礼してさようなら向日葵よ白いリボンの夏服の日よ
7
もっと見る
横井 信
通勤の朝に気がつく初秋はちょっと色づく沿線の柿
11
もっと見る
KEN
くさむらに ひそむむ童子が 吾をみつむ 秋風のみち 思ひ出追へば
11
もっと見る
へし切
懐かしきふたりの日々の想い出を抱えてひとり生きるは辛い
12
もっと見る
ななかまど
稲の穂は暑さと水に耐えしあと秋のひかりに刈り取られゆく
15
もっと見る
うすべに
葦原の風のささやき聞きながら 帰るつばめに手をふる少女
12
もっと見る
里香
擦り切れた 思い出ばかり 持っていて タラレバばかり キレイなばかりだ
8
もっと見る
横井 信
ひこばえの刈田にのびる秋の野にふわり飛び出る二頭の黄蝶
11
もっと見る
舞
「シェルターにも 春忍び寄る 子の笑顔」戦火の国の少女の俳句
8
もっと見る
詠み人知らず
狭き世に 異世界作る 若者よ 風の時代に 残され自分て
2
もっと見る
へし切
暑き日の照る陽をつつみ夕暮れは茜に染まる秋の色かな
14
もっと見る
敦希
此の道を行くと定むは吾がなれど 額づき伏す地の泪に泥濘む
9
もっと見る
[1]
<<
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
>>
[4549]