みやこうましのお気に入りの歌一覧
へし切
久方に逢い見し孫の成長をおどろき笑まふもはや疲れにき
24
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詠み人知らず
かる鴨の親子の遊ぶ池の面に子等はぽろぽろパンくず落とす
20
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秋日好
父の姓夫のくれた今の姓母が選んだファーストネーム
20
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灰色猫
響きあう言の葉たちを紡ぐべくわたしはひとり心に潜る
26
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へし切
吾がうちになほ恋しきとひとり言つ君しあればと思ふこの頃
27
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秋日好
横断の時だけ夫は手を伸ばす 恋人繋ぎ、これは譲れぬ
18
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秋日好
蝉よりも儚きひとの浮世ならひとつの季節心して踏め
20
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詠み人知らず
落書きのような弧を描き迷走す台風の目から目が離せない
22
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へし切
紅涙を泛べ悲憤をのり越えて平和を祈る長崎の像
21
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へし切
ながらへば野分も先を行き迷ふ荒ぶる風と驟雨に惑ふ
23
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只野ハル
台風がかなり近くを通過してそれなりの風それなりの雨
14
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へし切
ゆく夏の暑さ残りき赤とんぼ群れて舞ふ野に秋立つを知る
31
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灰色猫
我が歌は未だ誰かの模倣なり歌風築くはほど遠きかな
16
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灰色猫
七つ川ゆらゆら流る灯籠は平和を願う希望灯して
21
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舞
酔いくれば我が妻さえも佳きひとと思えるほどの我の可愛く
8
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滝川昌之
「廃業」と貼られた老舗の畳屋にまだ消え残る藺草の香り
33
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へし切
つかの間も忘らるまじき君なれば暮るる夜ごとにまた夢通ふ
21
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卯月
生温い風がぬるりと肌を撫でああ台風が近づいてくる
9
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林林
大切な人が病んでる苦しくて愛は病を超えぬものかは
28
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ながさき
あきらめの 心を排し 闘争す 不戦の誓ひ 世界に響け
25
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