詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
プログラム更新すればいろいろと綻びが生じる一旦電源切るか
12
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灰色猫
積もりゆく優しい雪に埋もれゆく眠るわたしに春はいらない
28
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灰色猫
里山の雨水にぬるむ山影の株に芽吹きしひこばえの春
24
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石川順一
詩にかまけ俳句の投稿忘れたりどうにもならぬ時間締め切り
12
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萱斎院
ゆるびけり せせらぎさそふ梅の花 うたかたきみが影ぞうつろふ
13
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詠み人知らず
水中に沈めた恋のあしおとが雨を渡って窓辺へとたつ
11
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石川順一
洗い終えお湯を止めればエンジンがタイミング良く響いて来るかな
10
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灰色猫
純粋なひかりのままで生きてゆくあらゆる鏡を粉々にして
20
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滝川昌之
校庭で奪い合うのは融け残り 手袋濡らして子は雪が好き
20
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滝川昌之
復唱の語尾跳ね上がるアルバイト マニュアルの笑みにアドリブはない
21
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秋日好
つごもりに髪を洗って乾かしてあなたを想う静かな時間
21
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石川順一
過去の雪予言の雪となる今日は保存消去で二度三度撮る
14
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へし切
聞こえるよ僕にも聞こえるおなじ空こころの歌がいのちの歌が
23
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秋日好
長々と壁にリボンを架け渡し届いたカードを吊るし眺める
19
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コタロー
拉致被害遺族の想ひ傳はらず年越し蕎麥の麺は伸びきる
6
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滝川昌之
東京で積もりはしない初雪よ舞っているだけ待っているだけ
18
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工藤吉生
十本の指は両目を覆うとき不満になってズレようとする
6
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吉野 鮎
違ふ音常に違へて「ジプシーの踊り」女兒の彈く踊れぬリズム
8
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志万
ふた月に一度の逢瀬嬉しくて胸あつくなる三十八度
5
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秋日好
関わって傷つけること沈黙し危ぶまれること何れも苦し
20
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