KENのお気に入りの歌一覧
蔓葵
つゆはかり晴れ間の見ゆる今日たにもいつも八重たつ雲ふかき道
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へし切
懸命に耳を澄まして聞いているだけど届かぬ言葉のちから
14
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滝川昌之
似たような家族構成 若きパパあの日の俺のごとく振る舞う
16
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横井 信
読みかけの本はほろりとかたわらに昼寝ばかりの雨の休日
14
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音弥
提案を退けようと頑張るも結局父の日俺シェフとなる
9
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名鈴
結びてし 去年の契りを 忘れずは 行く末もこそ 頼もしく待て
11
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柊+
暮れ方の夏のさゆらぎ祭り日の 花火終われば淋しき鼻緒
13
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灰色猫
ひたすらに夏に向かって卓球を続けるような試練の日々だ
6
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灰色猫
物憂げな雨に破れる紅の傘いつ人の身は終わるのでしょう
8
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ななかまど
朝ひらき夕にとじゆくキスゲ花初夏の黄色にひと日を老いぬ
11
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名鈴
花咲くや おぼつかなかる 蘖を 育み渡る 老いの方人
10
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滝川昌之
大船駅 観音出口で雨宿り 濡れる女像の艶を見上げる
17
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横井 信
金曜の景色がにじむ疲れ眼の朝はゆっくりまぶたを閉じる
14
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音弥
漏斗状の芸術的な巣の奥に潜むは牙も鋭き悪魔
7
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灰色猫
生き方の攻略本が積みあがる書店でひとつ人生を買う
12
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うすべに
峰巻いて夕べの夢のせつなさの 名残り消し去る朝霧ひかる
10
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ななかまど
降らぬのも降りすぎるのも世の常と思えど憎し傘もたざれば
11
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名鈴
声の無き 歌垣かなや 幾百も 水辺に集ひ 飛び交ふ蛍
13
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滝川昌之
梅雨の夜の寝汗シャワーで流したら同じ顔する朝の紫陽花
18
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横井 信
変わりゆく田舎の道を歩きつつ心に浮かぶ言葉をチェック
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