inosannのお気に入りの歌一覧
聴雨
いざよひの月影さやか降る夜にわが心ねをあやに綴らむ
15
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みなま
ドアのない部屋が何処かにありまして そこにあなたが居てる気がする
11
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聴雨
胸えぐる言ひも解けば一点の我がゆく道の灯し火となる
14
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紫苑
みそかごと語らひつるかふた花を並むアマリリスくれなゐに燃ゆ
10
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詠み人知らず
博多駅シェークスピアも迷うのは切れ子をいくつ買うべきなのか
6
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みやこうまし
寂しさは火照る夏日の底にある木陰で睦む鳩眺めおり
19
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詠み人知らず
性別と年齢書かない職安の隠れた差別でぶら下がり揺れ
6
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詠み人知らず
言い訳が可愛いうちは許せます許せないのは家族の都合
13
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詠み人知らず
白いマグ 彼の茶渋を明日までに万能スポンジ使って取り去る
6
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詠み人知らず
溜めた息に怨嗟の波動を混ぜ溶いて深くゆっくり吐き出している
12
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芳立
誓ひます君ののぞみが結婚か結婚式か知らないけれど
6
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文麿
小夜更けて淺き眠りに醒めぬれば夢の合間に君にまみえむ
5
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詠み人知らず
日曜の夕日を見れば悲しくてこども店長あれになりたい
5
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紫草
カモミール畑で花を摘みをれば世界は白く甘くにほへり
20
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文麿
川沿ひにアカシアの木の咲き亂れハチミツの香につつまれ歩く
7
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桜園
マウスピースはめて食事をせよという大学医師の冷たき実態
14
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もなca
枝切りの手を止め昼餉のテーブルのあさ漬けを食む音は清しき
15
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詠み人知らず
三越の斜め向かいのバス停で人に紛れて人を待ってる
9
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芳立
おおかくもめぐりあふかな照る月の足らざるなきぞうれしかりける
11
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聴雨
しろがねとくがねに色ふ忍冬夜の深みに香ぞまさりける
9
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