詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
終雪のうたたね列車ここちよく鉄路の響き椎に伝わる
27
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リクシアナ
雪褪せの風の茶志内光珠内ローカル線は早春を行く
23
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九條千鶴
あのころは宝物だと思っていた丸い小石が私のようで
6
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沙久
パレットに思いつくまま色をのせ春の輪郭描きはじめる
33
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コーヤ
さくら花咲きて乙女の姿なり想いこがれる君を待つらむ
17
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コーヤ
お互いに移ろう日々を波立てず過ごして行くは幸だと思う
19
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詠み人知らず
園の花の 彩り栄え 人和む 誰知らずとも 汝が汗 尊し
14
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詠み人知らず
寂しさはまこと手強きものなればおりおり顔だす伏流の水
19
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詠み人知らず
死ぬるのがただひとつなることわりと言われてもなあ吾の空みる
17
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詠み人知らず
一生が一場の夢と言われればそんな気がする春でもあるよ
23
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詠み人知らず
まぼろしとみまがうごとくわが街にいま聞き初めしうぐいすの声
17
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夢士
朝の日に誘われ出でむうらうらと野は色づきて菜の花ゆれむ
12
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石川順一
坂続く環状線に入る前高速道路で風を感じる
17
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九條千鶴
春待たず雪のごとくに散る花は去りゆく冬を弔うようだ
9
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吉野 鮎
東大寺修二會火祭り夜焦がし鶯ささ鳴く若草の朝
9
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舞
妻の背をさするこの手に口にせぬ思いをのせてゆるりゆるりと
22
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吉野 鮎
干からびて粘液光るひとすぢの八手葉陰の蝸牛の殼
5
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朔夜
目の前の一本道も見つけられずあっちうろうろこっちうろうろ
5
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吉野 鮎
二月堂籠松明の赫赫と燃えて朝をささ鳴く鶯
5
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リクシアナ
春浅き去年の枯れささ枯れすすき堅雪したの萌黄さす頃
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