inosannのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
爽やかな恋など何処にありましょう「好き」の扉は地獄へ続く
17
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詠み人知らず
日は暮れて知らない街で食事して二人で下着、買うって変ね
6
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詠み人知らず
見逃した流星群に思うことそれほど夢中になれない 君も
12
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鳰
あの時にああしたらればくり返す弱気に呑まれ失う自身
2
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卯月
三歳児が初めて文字を書いたので五月晦日はかなの記念日
13
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みやこうまし
「放り投げる」なんと愉快な言葉かな介護しばりよ飛んで行け
15
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紫苑
諳んずる五月の詩よいづくにかヘリオトロープひときはかをる
8
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もなca
存分にひかりと風を吸いこんで洗濯物はからりと乾く
20
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ふきのとう
早朝の澄みたる空気吸い込めば清水のごと甘さのありて
22
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芳立
はからひの甲斐もなき世に御仏のたまはぬ花の咲きもするかは
4
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恣翁
緑葉は陰を成せども 実は僅か 過半散りぬる曾ての蕾
20
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潮月繁樹
親切で温か過ぎた お節介 今は居ないね ずつと居ないね
7
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潮月繁樹
氣丈なる君はいつでも笑つてる 今日は梅雨入り泣ゐてもいいよ
5
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潮月繁樹
過去などは衣も脱ぎ捨てゴミ箱へ ひと夏だけのサンバはいかが
4
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河のほとり
静かなる木々にさみだれ降り初めて山ほととぎす鳴くを待つかな
11
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詠み人知らず
悔しさを机に彫った少年は 白髪になって寛容を知る
27
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文麿
岩肌に穴を穿ちつ火星にて働く友のくれしエールよ
8
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みやこうまし
雨曇る樹林を行けば妖怪の喉に呑まる 光る舌の道
9
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芳立
どろどろと君によごれぬこの池は爽やかすぎて蓮が咲かない
13
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聴雨
雨の糸紡ぎ織られしたをやかなうす衣の如き歌を纏ひて
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