滝川昌之のお気に入りの歌一覧
ざつ
「そういえば」ついでみたいにあのひとがいなくなったと知った八月
9
もっと見る
詠み人知らず
オリーブの碧空の青牛窓の海コバルトに染めて夏はゆく
14
もっと見る
朝野沙耶
思ひ出の空き地に白いビルが建ち消え行く君と僕との証拠
12
もっと見る
ひよこ豆
秋の田の黄金に実る稲のうえ雀が仲良くお食事中か
17
もっと見る
へし切
突然の豪雨も近頃おどろかぬ何かがおかしい地球の悲鳴
21
もっと見る
ナゴ
他人からの指摘を思い返す夜の今後の進める道が嶮しく
6
もっと見る
夢士
一陣の風と雷鳴とどろきて箸放り投げ窓閉め歩く
18
もっと見る
詠み人知らず
内にある恋の埋み火善き人に私は誰より優しくなれる
6
もっと見る
バロンマン
じゃあまたね!昭和の街の人の輪に還って行ったちびまる子ちゃん
10
もっと見る
夢士
病み臥して言葉少なに語り出す思ひで話うてぬ相槌
26
もっと見る
幸子
凄まじい雷雨に日頃の行いを反省バチを当てないでと祈る
19
もっと見る
詠み人知らず
(超)個性的そんな理由で弾き出す学校なんて行かなくていい
6
もっと見る
千映
恵まれぬ人に慈愛のこころ寄せ我が家を省みず逝く父は
14
もっと見る
つちだゆういち
人間が生きていることそれ自体 莫迦莫迦しくて莫迦莫迦しくて
8
もっと見る
可不可
レアステーキ平らげて皿ぬぐふ バゲットに染みる血の色
7
もっと見る
詠み人知らず
挨拶に 片手を上げて 去っていく その仕草だけで 満たされる私
8
もっと見る
しずく☆・.…。
AIは 人に御せるか 故事は言う バベルの塔を 築く勿れと
18
もっと見る
しずく☆・.…。
保津川や 深山を駆ける 山陰線 京都は北も 趣きがあり
23
もっと見る
煩悩
カタカタと郵便ポストが鳴っている壊れるまでのカウントダウン
9
もっと見る
舞
いち葉の告げれぬままの言の葉の残れる音のむくろ哀しも
10
もっと見る
[1]
<<
1649
|
1650
|
1651
|
1652
|
1653
|
1654
|
1655
|
1656
|
1657
|
1658
|
1659
>>
[2887]