inosannのお気に入りの歌一覧
芳立
愚痴ばかり交はすぼくらが夕食をとるのはこれで何回目かな
3
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詠み人知らず
稜線は低く流れて家になり 次いで窓から灯りが流る
11
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文麿
御簾の陰まみえぬものをもれいづるうるはししらべ夜毎とらはれ
5
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恣翁
六月の青嵐吹く川堤 泥の木陰に臥し睡らばや
39
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床子
「寂しさが僕のひとつの真理です。」匿名の場の小声の主張
6
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アナミ
春の日に桜のしたで取り合ったきみとわたしのポテトチップス
2
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舞
一杯め妻に詫びつつチビチビと二杯三杯吾が天下酒
3
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文麿
汝の航路跡絶えしけふの陽は赤く此岸の吾は默禮捧ぐ
6
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詠み人知らず
リア充の「充」の中身を覗きしが「実」体のない見え見えの見栄
13
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もなca
みず色や青やむらさき涼しげな色の増えゆく六月の庭
15
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みなま
ひょっとしてメールか着信ありそうで夫の携帯充電器にあり
9
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みなま
誕生日までは生きててくれたらな おそかりしかな六月二日
11
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紫草
絶えだえにこの身を固く守りゆく新芽の呼吸の過ぎたるころは
12
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五穀米
教員の男子生徒への贔屓は少年愛とも見れる学園
4
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文麿
淋しさは馴れゆくものと知らざりきしらじら明けるテラスの寒し
13
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潮月繁樹
今な爲せるものを搜してひたすらに未だ觀ぬ澤を歩み續けむ
3
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詠み人知らず
一言も喋ることない日曜日 うがいくらいは声高らかに
19
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潮月繁樹
夕涼み瀬戸の小島に月あがり夏の火照りに鹽風吹きぬ
12
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潮月繁樹
童謠を思ひ出しては口ずさむ老いし母の背夕陽が射しぬ
13
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たんぽぽすずめ。
横浜で眺めど富士の大きさにちさき悩みも遠く霞むや
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