inosannのお気に入りの歌一覧
聴雨
くちなしの香に誘はれて訪ぬれば夜目にも白し絹の花影
16
もっと見る
芳立
こがらしの冴ゆる夢路に寝覚むればうつつの月ぞおぼろなりける
5
もっと見る
紫草
神が在し鬼が棲みたる島国の私の内の両方を識る
21
もっと見る
みやこうまし
良き歌を詠まんと思うそれだけの拘りありて今日も生きてる
8
もっと見る
芳立
紳士にも限界がある傷心に付け入らないと見くびられては
5
もっと見る
舞
寂しくばせめて許せよ君の名をつぶやく夜の雨は優しく
7
もっと見る
潮月繁樹
幸せの配膳人に成りたくて汗を流して泪流して
5
もっと見る
詠み人知らず
猫の手を借りたいほどの多忙さを 埋める庭こそ猫の額だ
7
もっと見る
あき
不満なら愚痴をいうのもしかたなく、ふたつの耳が耐えているだけ
16
もっと見る
只野ハル
口撃に対する最大の防御は可能な限りの沈黙の維持
8
もっと見る
たんぽぽすずめ。
神様に心の掃除授かった如き欠伸に涙がぽろり
14
もっと見る
文麿
甘き香を放てるくちのなきゆゑに白き哀しみ君につもりぬ
8
もっと見る
聴雨
幾そたび悔みてやまぬおほけなき文を送りし闇夜思ひて
9
もっと見る
芳立
愚痴ばかり交はすぼくらが夕食をとるのはこれで何回目かな
3
もっと見る
詠み人知らず
稜線は低く流れて家になり 次いで窓から灯りが流る
11
もっと見る
文麿
御簾の陰まみえぬものをもれいづるうるはししらべ夜毎とらはれ
5
もっと見る
恣翁
六月の青嵐吹く川堤 泥の木陰に臥し睡らばや
39
もっと見る
床子
「寂しさが僕のひとつの真理です。」匿名の場の小声の主張
6
もっと見る
アナミ
春の日に桜のしたで取り合ったきみとわたしのポテトチップス
2
もっと見る
舞
一杯め妻に詫びつつチビチビと二杯三杯吾が天下酒
3
もっと見る
[1]
<<
1648
|
1649
|
1650
|
1651
|
1652
|
1653
|
1654
|
1655
|
1656
|
1657
|
1658
>>
[1741]