滝川昌之のお気に入りの歌一覧
恣翁
秋風に靡く暖簾は 送る女の 翳りし眉を吹きにけるかも
20
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縫
空見上げくきりと走る白いはし消えゆく先で君も見ている
5
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もみじ☆彡
いにしえの人が差し出す秋草は今いずこかな野の藤袴
13
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煩悩
汗だくの眠りのなかで見た夢を伝えられないそれだけのこと
7
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しずく☆・.…。
夏空に 飛行機ゆけば 湖水には ボートが残す 猛き白波
20
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Chico
蝉時雨 滿ち充ちて尚 伽藍堂 鳴けや ひぐらし 身の赦すまで
29
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千映
今日もまたバリアフリーの工事車が入居したての団地懐かし
11
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詠み人知らず
一夜の宿描く絵ありて窓一面見入れば海に揺れる漁火
7
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詠み人知らず
ずるいよね 言われなくても わかってる だけど好きです 今になっても
6
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舞
こわい夢見たとつぶやき吾が指をさぐりて握り妻また寝入る
13
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び わ
朝顔のつるが気ままに伸びていく意思を示して訴えており
8
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KEN
ぬばたまの中空走る龍の神祈る姿の穗を照すかな
13
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ぱるむ
戀ひ焦がれ想ひわたりて過ぎぬ日々守る彼方は二十上なり
10
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詠み人知らず
湿り気の混じる空気を吸い込んだ子供が一つ 「あめのにおいだ」
10
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へし切
名にし負ふ 技術も 夢のまたの夢 文殊の知恵も実らぬままに
21
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葱りんと
美しい自然を詠むのも惹かれるが ワタシャやっぱりギャグも好き
16
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葱りんと
「飛びます」と蝶々の真似して舞う娘 見つめながらも 坂上二郎
10
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ひよこ豆
雨の夜は月の光も見えなくて嘆く窓辺に隣家の灯り
17
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夢士
陽の入りて虫の音清か帰宅路日々変わり往く夕闇の色
14
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詠み人知らず
若蜘蛛の凛といなせな巣に二匹覚悟の小虫風さそう朝
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