滝川昌之のお気に入りの歌一覧
へし切
秋風にゆれる姿をかさね見て君が恋しき野の女郎花
24
もっと見る
みやこうまし
酒飲めぬ私は不幸 飲めたならもっと友達出来たであろう
11
もっと見る
荒野のペンギン
三十年時を隔てて集まりし仲間は今もあだ名で呼び会う
9
もっと見る
千百
死んだ人と キスを交わせる この奇跡も やがて日常 いずれ消えゆく
3
もっと見る
ひよこ豆
いつの日も顔を合わせば若き日に戻りはしゃいで時間忘れる
13
もっと見る
ひよこ豆
ここちよく遊び疲れた週末も葉月も終わりカレンダめくる
10
もっと見る
ひよこ豆
みやしろの澄んだ手水の冷たさに愚図る昨日が流されてゆく
20
もっと見る
詠み人知らず
鉢巻に優しさ込めて名を呼べば「ぼく、ここ」と命の響き
14
もっと見る
もみじ☆彡
夏惜しみ花は木槿のなよびかに萎える様さえ未だゆかしき
16
もっと見る
煩悩
その静かな忌日を迎えるまでの間に聞く異国の幻聴
7
もっと見る
秋日好
いじめっ子膝つかないけど一歩二歩退がらすことなら僕でもできる
15
もっと見る
夢士
二歳児の訪ね来たりて吾の時間孫守りと消ゆ老翁の休日
16
もっと見る
詠み人知らず
山道やせせらぎ白く濁りいてそよ風に硫黄匂い立つかな
5
もっと見る
秋日好
歌が要る クラスの空気がどよんでる 七つを越えても神は神だし
11
もっと見る
恣翁
秋の夜の肌寒さ誘ひ 稲妻の 仄暗き空ゆ 馳せ下るめり
16
もっと見る
舞
オイ蜘蛛よ風に吹かれて飛ばされるぞ行き着く先でまた巣を張るさ
9
もっと見る
秋日好
グーズベリー、ジョウロにフォーク、スグリの木 一輪車に乗せ農園撤退。
15
もっと見る
び わ
風呂掃除終えてほっとし目が向かう風にひらひらあげはちょう舞い
6
もっと見る
KEN
秋雨の雲切れ落ちる泪月たまゆらの影うつしまた消え
14
もっと見る
聴雨
草あをき野辺の朝露こぼれ落ちつぎの土曜の別れを思ふ
10
もっと見る
[1]
<<
1641
|
1642
|
1643
|
1644
|
1645
|
1646
|
1647
|
1648
|
1649
|
1650
|
1651
>>
[2887]