滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
吊革は掴みづらい高さにあるし皆は成長していってしまう
8
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舞
嵐吹くひと夜を過ごし明く朝に素知らぬ顔で咲く野辺の花
10
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詠み人知らず
ネジネジでヨリヨリに咲くねじりんぼう複雑怪奇な己にも耐え
9
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煩悩
天の川へ行けるなんて話を聞いたせいで乗ってしまった蒸気機関車
8
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幸子
秩序など考えなくてよい歌の庭でも結局いい子ちゃんのまま
16
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秋日好
彗星は五方向に飛び散って水面に無限の花火を見せる
18
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秋日好
あっちいけ 最低 ムカツク うんざりだ キモい ほっとけ 全部言えたら
12
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秋日好
語彙力に物を云わせてアプローズ日本語訳は「喝采」らしい
11
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び わ
囲碁をやり無思慮な自分思い知る考えもなく即石を打つ
7
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吉野 鮎
流れゆく雲のかたちは常不成空の奧處のいろ移ろひぬ
12
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吉野 鮎
むしのこゑ集く眞夜更け蒼空の西に缺けゆく月の妖かし
14
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詠み人知らず
心地良きまどろみに落つ 髪撫づる君の指の魔法にかかれば
13
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詠み人知らず
目を細め口元緩ます汝につられ吾の口元も綻びたりき
10
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詠み人知らず
交差してとりどり色を変えながら形定めぬ人間模様
15
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もなこもち
いま橋を渡ったことを音で知る 満員電車の真ん中に居て
6
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葱りんと
我々が 光を求める 訳を知る 毛無の猿の 無力なことよ
11
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ひよこ豆
台風一過 秋空と犀川の朝日を映しかがやく水面
14
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へし切
九月に荒れし野分の忘れもの夏の名残の蒸し暑さかな
19
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河のほとり
はるかなるあらしの声をきく道の果てやいづこのゆふぐれの空
16
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詠み人知らず
だいじょうぶ良く出来てたよ頑張ったそう言われたい子供のままで
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